あ。
ちょっと失敗しちゃったかも。。
でもきっと後でなんとかなるよね!?
なんか足せばきっと味、治るよね!?
ね?
ね??
・
・
・
あ~~~~~orz (T^T)
世の中にどうにもならないことってあるじゃないですか。
これもその1つなんですねえ。
「一度不味くなったものは、もう治らない…。」
美味しさにも公式がある!?
はい。美味しさにも公式がちゃんとあるんです。美味しい料理は、必ずその公式に則って作られています。私はその公式に、なんでも美味しくなる「黄金の方程式」と名づけました。
気になるその公式は、はいこちら。
↓
「美味しい × 美味しい = とても美味しい」
です。
なんじゃそりゃ~(爆)
と私も最初は思いました。
でもこれが実に役に立つ公式なんですね〜^^
黄金の方程式の使い方♪
そんな一見しょうもない公式ですが、使い方によってはとても役立ちます。
基本的に美味しい料理とは、「美味しいモノと美味しいモノの掛け合わせ」で出来ているということです。
例えば、玉ねぎをじっくり炒めて美味しい炒めタマネギを作り、さらに人参を炒めて人参も美味しくできた。そして、美味しいブイヨンと一緒にミキサーにかけて、おいしい牛乳で伸ばせば、とても美味しい人参のポタージュになるわけです。
逆に考えると、途中で何か美味しくないものが出来上がったり入ったりすると、もう何をどうやっても美味しくはならないんです。先程の例で言えば、ブイヨンが既成品で美味しくなかったり、玉ねぎの炒め方が足りなかったりした場合、その他がどんなに良くてもイマイチなポタージュになります。
つまり、美味しい料理は、どの途中工程を食べても、いつでも美味しいはずなのです。
そしてここには、料理が上達する上で重要なヒントが隠されています。
料理が上達する人と、しない人を分けるモノ!?
ズバリ言います。
それは「味見をする回数」です。
料理が上手い人ほど、何度も何度も味を見ます。
ただし、同じ味を何度も食べてるわけではないですよww
これは各工程で素材がちゃんと美味しくなっているかを見ているんです。
玉ねぎは十分に甘くなっているか?
人参はしっかり火が入って美味しくなっているか?
ブイヨンはどうか?
牛乳はどうか?
各工程で、ちゃんと狙い通りの味になのかどうかを確認しているんですね。
これをやることには、さらに2つの利点があります。
一つ目は、万が一、美味しくないものが出来上がってしまった場合、どこに問題が合ったのかすぐに分かるようになります。すると、自ずと次回への課題や対策が見えてきます。
もう一つは、ちゃんと美味しくできた場合には、出来上がりの味がどんな味の組み合わせで構成されているのかが分かるようになるんです。そうすると次第に美味しい料理は、どんな食材のどんな状態の組み合わせで出来ているのかが感覚で分かるようになり、やがて自分なりの応用やアレンジが効くようになってくるんですね。
まとめ
- 黄金の方程式「美味しい×美味しい=とても美味しい」
- 美味しい料理は、美味しいモノの掛け合わせで出来ている
- 料理が上手な人ほど、味見の回数が多い
料理を作っている最中は、なんでも味見をしてみましょう!
料理が美味しくないのは、レシピのせいではありません。ましてや素材のせいでもありません!むしろどんなレシピや素材でも美味しく出来る、料理の技術を身につけましょう♪
料理上手になるためには、まず知ろう♪
美味しい料理を作れるようになるためには、まずは「練習」はする必要はありません。それをやるのはもっともっと先のお話。練習からやっていては、どれだけ時間があっても足りません。
少し極端なことを言ってしまえば、必要な「知識」を一通り知ってしまえば、美味しい料理は作れてしまいます。それは少し不器用で、いちいち何かを見なければ出来ないかもしれませんが、美味しいことには変わりはありません。
まずは必要な知識を知って、その上で練習をして、本当の料理上手になってみてはいかがでしょうか?
その知る作業のベースとなる考え方を1Dayレッスンでお教えしています。フレンチに限らずどんな料理にも使える「料理を美味しくする」の考え方です。
レッスンの詳細は、下のリンクからご覧いただけます。