サラダを長く保たせたい…!
サ~ラダサラダ♪
昨日のサラダ♪
大丈夫かなあ~…ドキドキ…。
むっ!
もう黒っぽくなってるよ~お。
シュン…。
なんてこと、ありませんか??
サラダは毎日食べたいけれど、毎日ちぎるのも手間。
もうちょっと傷まずに保ってくれたらいいのに…って思いますよね。
なぜサラダは、痛みやすいのでしょうか。
そして、どうすれば長持ちできるのかを考えてみましょう!
サラダが痛む原因とは?
冷蔵庫の中のサラダが痛むのには、主に2つ原因があります。
1つは、乾燥してしまうこと。
これは葉っぱが乾いてしまうことで水分が行き渡らなくなり、シナシナとなって黄色く変色し枯れていってしまいます。水をやらなかった植物状態ですね。
2つ目は、冷えすぎてしまうこと。
保存に適した温度よりも低い温度になってしまうと、葉物は黒ずんで溶けるように痛みます。低温障害ですね。
冷蔵庫は通常5℃ほどです。これは葉物の保存に適した温度なので、冷蔵庫に入れておけば早々傷まないはずなのですが、ある状況になってしまうと、5℃の冷蔵庫内でもそれ以下に温度が下がってしまうことがあるんです。
それは、濡れていることです。
シャワーを浴びてビショビショのまま外にいると寒いのと同じで、水に濡れてしまっていると、冷蔵庫の中のサラダは設定温度以上に冷えてしまい、そこから痛み始めてしまうのです。
ふーん。で、どうすればいい?
1. まずはサラダに充分、水を含ませましょう。
売られている葉物野菜は大抵乾いて水分が抜けてしまっていますので、このままでは長持ちしません。サラダ用に葉っぱをちぎったら、水にさらし、水分を吸わせて戻しましょう。
2. よく水を切る
水が葉っぱに付いているとそこが冷えすぎて傷んできてしまいます。サラダスピナーなどを使って、十分に水を切って下さい。手で触ってみて、手に水がつかなくまで、よく水を切りましょう。
3. タッパーサンドイッチ法で保存する
タッパーなどの箱に湿らせたペーパーを敷き、サラダを入れたら、また湿らせたペーパーを乗せ、タッパーの蓋をして冷蔵庫で保存します。湿らせたペーパーでサラダをサンドイッチ♪ これがポイントです。
これはNGです!
袋で保存はNG!
袋にサラダを入れて保存するのはやめましょう。ちぎられた葉っぱも呼吸をしていますので、袋に入れていると袋の内側が水滴だらけになり、葉っぱが濡れてしまい、そこから痛み出します。
金属の容器はNG!
金属のボールなど、冷蔵庫に入れるとキンキンに冷えてしまう容器はNGです。冷えた金属部分に触れた葉っぱが、低温障害になってしまいます。プラスチック製のタッパーなど、冷蔵庫に入れても冷たくならない容器を選んで下さい。
ペーパーは、ベチョベチョでも、乾いていてもNG!
湿らせたペーパーというのがポイントです。キッチンペーパーでいいので、軽く湿らせて絞ればOKです。ベチョベチョだと葉っぱが濡れてしまうのでNG。乾いていてもNG。ペーパーの吸水性は強く、乾いていると逆に葉っぱの水分を吸ってしまうからなんです。
そして、湿らせたペーパーでサンドイッチすることで、葉っぱの呼吸で出てきた水分を上手く吸ってくれるのでサラダを濡らさず、なおかつタッパー内の湿度を高く保つことが出来るので、サラダが乾かず長持ちするわけなんですね~!
サラダは、まとめてちぎって毎日食べる!
この方法を使えば、ちぎった状態のサラダが2~3日はシャキっとした状態で保たれます。
ですので、2~3日分をまとめてちぎっておけば、毎日すぐに食べることができます。
「サラダは、濡らさない、乾かさない」
この考え方は、基本的に葉物全般に共通します。
特に、少量しか使わないのに日持ちしないぜの代表選手、フレッシュハーブ類は、水で戻したらよく水気を切り、湿らせたペーパーで巻いて乾かないようにしておくと、よく保ちます。
さらに、根本だけをベチョベチョ気味のペーパーで巻いて、水を吸わせるようにしておくと、一週間以上保存できますよ。
お試しあれ!
料理は憶えずに、理解する
料理は、覚えることが多くて、覚えきれない…。
いちいち調べることなく、手際よくできないものか…。
なんて、思いませんか?
レシピを憶え、素材を憶え、道具を憶え、
こういう時はこうする、あーいう時にはあーする…などなど
確かに、料理には覚えることがたくさんありますが、まる覚えせずに理解することをしていくと、覚える量をずいぶん減らすことが出来ます。
私も料理を始めたてのその当時、余りにも憶えなきゃいけないことが多すぎるように思えて、挫折しかけたこともあります。覚えることばかりに気が取られていて、なぜそうするのかという本当の理由を理解していなかったのです。
でもやっていく内に、料理への理解が進む内に、あ〜なんだ、そんなに憶えなきゃいけないことばかりではなかったんだな、と分かるようになりました。
料理は、憶えずに、理解する。
それが、「料理上達への最短距離」だと思っています。
このブログには、そんな想いで料理に役立つ情報を載せています。そして、ブログではお伝えしきれないより実践的な内容は、料理教室としてレッスンでお伝えしています。
もっともっと料理を理解してみたい方は、一度いらしてみてくださいネ!
レッスンの詳細は、下のリンクからご覧いただけます。