レシピ通りなのに、何か美味しくない…。なぜ?
また、
「美味しくない」って、言われてしまった…。
ガーン!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そ、そんなはずは…
だってレシピ通りだよ!?
有名シェフの人気レシピですやん!?
うおっっ!!
これは…確かに…
美味しくない…。
何がとはいえないけど、
薄いし、不味い…。
なんでですの〜〜
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
なんて経験ありませんか??
(↑よくあった人w)
まずはコレを疑え!
何かが美味しくない。
けどハッキリ原因がわからない。
そんな時は、まずはコレを疑って欲しいです。
旨味足りてますか??
「原因不明の美味しくない病にかかりました」という症状にお悩みの場合は、真っ先にコレを疑ってみて下さい。「何かが美味しくない」という料理は、圧倒的な旨味不足であるケースがとても多いのです。
旨味って、何?大事なの?
旨味は「料理の美味しさ」を構成する、とても重要な要素の一つです。これが足りていないとどんな料理も味気なく、美味しくなくなってしまいます。
例えば、カレーライスを思い出してみてください。ご飯はちゃんと炊けてて、カレーの香りがして、具もちょうどよく煮えてて、熱々で、見た目ちゃんとしたカレーです。でも食べてみると、ただひたすら辛いだけでちっとも美味しくないカレーもあれば、ヒーヒー言いながらついつい食べてしまう美味しいカレーもあります。
これらのカレーのどこに差があるのかというと、旨味の量に差があるのです。旨味がちゃんとあるかないかだけで、料理の明暗を決定づけてしまうくらい、旨味は重要なのです。
ん?でも、なんで旨味が原因だって、分かるのさ?
旨味以外にも、料理が美味しくならない原因は、たくさんあります。
例えば、
- 味の問題(甘すぎる、辛すぎる、塩辛すぎる、苦いなど)
- 風味の問題(香りが強すぎ、臭みがある、香りが合わないなど)
- 食感の問題(硬すぎ、フニャフニャ、芯が残っているなど)
- 温度の問題(冷めている、ぬるいなど)
ですね。
でも、これらが原因で美味しくない料理は、とても分かりやすいんです。明らかにコレが原因だと特定しやすいのは、感覚的にわかると思います。
ところが、旨味の場合はどうでしょう?
旨味の味をハッキリと説明できる人は、いるでしょうか?
おそらくいらっしゃらないと思います。旨味は、美味しさには必須で大事な要素だと分かっているのに、どんな味なのかハッキリわからないんですね。これが「何かが美味しくない」という現象が起きてしまう理由なのです。
ふーん。で、どうしたらいい?
何かが美味しくないという料理ができてしまう原因は、料理を作る際に、旨味の概念がすっぽり抜けて、忘れられてしまっていることです。
ですので、料理を作る前の段階や、レシピを見た段階で、この料理では「旨味をどこで作るのか」ということを一度考えてみることをオススメします。
旨味の具体的な作り方については、こちらからどうぞ!
▶調味料に頼らない!3つの旨味の作り方
料理を美味しく作る心構え
レシピを鵜呑みにしないで下さい。
書かれている分量が間違っている、かもしれません。(←実際によくある)
そもそも、思ったより美味しいレシピではないのかもしれません。
レシピに頼らないで下さい。
工程が細かく書かれていない、かもしれません。
本当はもっと炒めないといけない、かもしれません。
本当はもっと煮詰めないといけない、かもしれません。
「適量」の量は、それでは足りないのかもしれません。
自分の感覚をもっと信じてみて下さい。
まだまだ、料理を作る事には自信がないかもしれません。
でも本当は、誰しもが料理を食べる事はプロフェッショナルなのです。
その味覚を信じて、チャレンジをしてみて下さいネ!
料理の法則とは?
料理には、法則があります。
美味しい料理を作るには、その法則に従う必要があります。
これは練習で身につくものではありません。むしろ、練習する必要がありません。ただ単に、知っているか、知らないかだけの話なのです。
法則を知って、料理に取り入れるだけで、料理は劇的に美味しくなります。
一つでも多くの料理の悩みが解決するように、このブログを書いています。ブログではお伝えできない実践的な内容は、料理教室としてレッスンでお伝えしています。
料理の法則をもっと学んでみたい!という方は、下のリンクからレッスンの詳細をご覧下さい。