自信がついてきた頃にやりがちな失敗
最近は料理に知識がついてきて、
だんだん自信がついてきたぞ~♪
あれを茹でながら、
こいつも火にかけて、
オーブンにはアイツを入れて、
その間にコレを切ろう♪
ぬ?
なかなか切りにくいな。
くそう…。
このう…。
……………。
あ~~~!!!
忘れてたあ!!!!
パカーン!(←真っ黒焦げ)
とほほ…。
料理に慣れてきた時こそハマる罠。
それは「ワスレル」。
これはプロでもやります。
私もやりますww
でも頻度は少ないですし、プロほどたくさんのことが同時に出来ます。料理を始めたての頃には、先輩料理人があまりにもたくさんのことを同時にできるので驚いたものです。
それは単純に慣れているからできるということもありますが、忘れないためにやっているコツや対策も有ります。憶えておくと役に立つテクニックをいくつかご紹介をしましょう!
先程の例のように、4つ同時に作業をする時に、対策としてはなにがあるでしょうか?
A:茹でる
B:炒める
C:オーブンで焼く
D:切り物をする
ワスレナイために その1 「音をよく聞く」
音をよく聞く。これが実は一番シンプルで、効果が高い方法です。
ABCを同時に仕掛けながら、Dの切り物をしている時、目はどうしてもDの切り物の方に集中せざるえません。でも、音なら切りながらでも聞けるはずです。
Cのオーブンに入っている物の音は聞こえませんが、AとBの音は茹でている音と炒めている音が聞こえるはずです。なにか焦げ付いたり吹きこぼれたりしてしまう時は、だいたい音に変化があるので、最悪の事態は防げるわけです。
そして何よりも、音を聞きながら切り物をすると、意識がそっちに向いていますから、忘れるということは起こりづらくなるのです。
ワスレナイために その2 「次に何をするか決めておく」
Cのオーブンに入れたものについては、ずっと放置していていいものならいいのですが、たまにひっくり返したりしなければいけない場合には面倒を見てあげる必要があります。
しかし中の音が聞こえませんので「ワスレナイために その1」が使えません。
ならばどうするか?
そういう時は、コレをしたらオーブンの中を覗くとあらかじめ決めておくんです。
たとえば、ここまで切ったら1度様子を見ようとか。この人参の皮を剥いたら、AとBの様子を見て、Cのオーブンを見て、また人参の続きをやろうといった感じですね。
ワスレナイために その3 「集中しなければできないことは同時にやらない」
じつはコレが一番大事です 笑
集中しすぎてしまうことや、集中しなければできないことは、同時にやらないことです。
結局、音を聞いていようが、順番を決めようが、意識があることに集中してしまうと全て無意味です。集中してくると、いつの間にか音も聞こえなくなり、「しまった!順番決めてたことすら忘れてた!」なんてことになってしまいます。
特に初めてやることや、難しいことはやらないことです。選ぶならならいつもやっているカンタンなことですね。何も考えずにできることが無難です。
ブログを書くなんて最悪ですよ!
私もそれで1度失敗しました…。
\(^o^)/オワタ
どうしてもな場合には、タイマーを掛けるのも手ですね。10分後に様子を見るのでタイマーをセット。押したり消したり面倒ですが、忘れ防止にはやっぱり有効です。
ただし、タイマーに頼り過ぎないというのも重要なこと。いくつも同時にやっている作業を、全部タイマーで管理するとしたら、とても大変です。しょっちゅうピッピッ鳴るのを止めたりつけたりするのも面倒ですし、あれ?このタイマーなんのやつだっけ?とかなってしまっては、本末転倒ですからね。
今回紹介したテクニックを上手に使い分けて、失敗は最小限にしてみてくださいね〜^^
料理の手際を良くするために
料理は、覚えることが多くて、覚えきれない…。
いちいち調べることなく、手際よくできないものか…。
なんて、思ったことありませんか?
レシピを憶え、素材を憶え、道具を憶え、
こういう時はこうする、あーいう時にはあーする…などなど
確かに、料理には覚えることがたくさんありますが、まる覚えせずに理解することをしていくと、覚える量をずいぶん減らすことが出来ます。
私も料理を始めたてのその当時、余りにも憶えなきゃいけないことが多すぎるように思えて、挫折しかけたこともあります。覚えることばかりに気が取られていて、なぜそうするのかという本当の理由を理解していなかったのです。
でもやっていく内に、料理への理解が進む内に、あ〜なんだ、そんなに憶えなきゃいけないことばかりではなかったんだな、と分かるようになりました。
料理は、憶えずに、理解する。それが、「料理上達への最短距離」だと思っています。
このブログには、そんな想いで料理に役立つ情報を載せています。そして、ブログではお伝えしきれないより実践的な内容は、料理教室としてレッスンでお伝えしています。
もっともっと料理を理解してみたい方は、一度いらしてみてくださいネ!
レッスンの詳細は、下のリンクからご覧いただけます。